無料のエルドアカジノはあくまでもオンカジ未満のサービスでしかない

私はポーカーをきっかけにしてオンカジにハマったんだけど、最終的に金をいちばん使ったのはエルドアのバカラだった。

私が抱えた借金の300万円のうち、半分以上はエルドアのバカラで軍資金を溶かして作った借金だったはず。

借金が膨れ上がって収集がつかなくなってからは、何にどれだけの金を使ったとか、細かいことは何も考えることができなくなっていたね。

「一回の勝負で勝って、これまでの負けをぜんぶ取り返そう」と血眼になっていたオンカジ破滅の終盤のころに、完全な運ゲーのエルドアのバカラだけをほとんど「神頼み」のようにプレイしていた記憶だけは確かにある。

バカラはカジノのなかで「破滅」の代名詞ともいわれていて、一回の勝負が決まるまでが極端に短く、勝ち負けによって得られる勝利金も失う軍資金もほかのライブカジノのゲームより幅が大きい。

エルドアはライブカジノに特化したオンカジだ。だから、エルドアが提携しているゲーム会社では、当然ながら、バカラは充実しすぎているくらいの多くの賭場が準備されている。

オンカジ狂いで破滅した私からすると、バカラにどれだけの種類があろうと、どのゲーム会社で遊んでも基本的にはぜんぶ同じって感じだ。

結局は「破滅」という顛末で終わるプレイヤーが9割以上になる。バカラはそういう恐ろしいゲームじゃないかな。

そんな危険なオンラインバカラが、なんと、エルドアでは無料版でも遊ぶことができるらしい、という話を聞いた。

私はもうオンカジに課金はしないと決めてるけど、エルドアの無料版で遊べるバカラがどんなものなのかくらいは、ちょっと試してみてもいいという気分になった。

そこで今回は、無料版のエルドアに登録し、無課金のオンラインバカラで軽く遊んでみることにした。元オンカジ狂いの視点から、エルドアの無料版を評価していくよ。

課金なしで完全無料で遊べるエルドアカジノの無料版

課金なしで完全無料で遊べるエルドアカジノの無料版

エルドア無料版

エルドア無料版は、課金なしで完全無料でエルドアのゲームを遊ぶことができる、オンカジ初心者向けの体験版コンテンツだ。

エルドア無料版は、スマホやパソコンがあれば遊ぶことができ、ブラウザ上でギャンブル要素抜きでエルドアのゲームの一部を体験することができる。

オンラインカジノ業界において「無料」で遊べるのは基本的にはオンラインスロットのみと相場が決まっているんだけど、このエルドアの無料版に関しては、オンラインバカラやルーレットなどのライブカジノでも多少遊ぶことができるというところに最大の特徴があるかな。

オンカジの最大の魅力は「日本では遊ぶことができないカジノゲームを日本に住みながら遊ぶことができる」という点にあるけど、多くのオンカジがそんなライブカジノを無料で遊ばせてないことに関しては、オンカジのマーケティング的には失敗だよね。

その点、エルドアの無料版は、オンラインバカラやルーレットなんかのカジノの花形といっていいゲームの演出を無料で体験できるから、その点においてはほかのオンカジとは一線を画しているし、だからこそ、業界でも屈指の人気を誇っているのでもある。

これは、エルドアというライブカジノナンバーワンのオンカジの面目躍如といったところだろうね。

とはいえ、遊べるとはいっても、せいぜいが「演出を知ることができる」くらいに考えたほうがいいね。私個人としては、これは到底「遊び」とはいえなくて、どちらかというと「鑑賞」に近い。

もちろん、ライブカジノという魅力的なコンテンツの演出を無料で提供するということには、魅力だけがあるのでもない。

カジノに免疫がない初心者のユーザーにとっては「面白過ぎるライブカジノ」にのめりこんでしまうきっかけともなるし、私のような借金生活に簡単に足を踏み入れてしまいかねないという危険なデメリットもあるから、その点は注意が必要だね。

無課金のオンラインバカラにはギャンブルとしての魅力がない

エルドア無料版でオンラインバカラをいじってみた感想は、「無課金でオンラインバカラをすることには、ギャンブルで遊ぶ楽しさは一切ない」ということに尽きるな。

賭け金も勝利金も発生しないエルドア無料版のオンラインバカラは、言ってしまえば「酔うことはできないが、飲酒気分だけは味わえるノンアルコールビールのようなもの」でしかないと思う。

前述したように、エルドア無料版のバカラは「遊び」というよりも「演出の鑑賞」というほうが正しい。

エルドア無料版のオンラインバカラはあくまで「どんなゲームなのか」という基本的なルールやゲームの流れを知るためだけに用意されているのであって、課金をして行うギャンブルとしてのバカラとは完全に別物と考えるくらいがちょうどいいだろうと私は思う。

でも、このような無料体験ができるということは、オンラインカジノのまったくの初心者にとっては大きい意味があるかもしれない。

エルドアのライブカジノは実際のディーラーがリモート的に相手をしてくれながらゲームを進行してくれるんだけど、エルドアの無料版では、この「ディーラー相手のゲーム進行」というオンカジ未登録の無課金勢にとっては未知の領域に隠されているものを知ることができる。

多くのオンラインカジノが、エルドアと違ってオンラインスロットだけを無料のデモゲームとして提供しているのは、オンラインスロットの場合は「実在のディーラー」を用意する必要がないためだし、実際に遊ばせるのも簡単だからだ。

エルドアはライブカジノの醍醐味を知ってもらうためなら、演出の鑑賞程度ではあれど、無料のデモ体験のオンラインバカラに実在のディーラーを使う程度の余裕がある。この点は、エルドアの長所として評価できる点といっていいかな。

エルドアのバカラで大量の借金を作った私からすると、今回エルドアの無料版でバカラを遊んでみて「損失が発生しない」ということは大きな喜びだった。これは裏返すと、いくら画面を眺めていても勝利金が発生しないため物足りないということでもあるけどね。

私のように「もう絶対にオンカジには課金はしない」と決めている人ではないならば、エルドア無料版だけでは満足がいかなくて、課金版に登録してギャンブルとしてのバカラで遊び始めるのは時間の問題だと思うよ。

エルドアの無料版で選ぶことができるゲーム会社と遊べるゲーム

エルドアの無料版で選ぶことができるゲーム会社は「eBET」「SA-GAMING」「WM CASINO」の3社に限定されてる。

eBETでは「バカラ、ブラックジャック、ドラゴンタイガー、ルーレット、FortuneWheel、ブルブル、ミニゲーム」、SA-GAMINGでは「バカラ、ルーレット、ドラゴンタイガー、シックポー」、WM CASINOでは「バカラ、ドラゴンタイガー、ルーレット、シックポー、ファンタン、ブルブル、マカオダイス」をプレイすることができる。

まず選べるゲーム会社の比較だが、エルドアは有料版では30社程度のゲーム会社を選択できるため、エルドア無料版では10分の1程度のサービスに縮小されていることがわかる。

続いて、遊べるゲームについてだけど、ゲーム会社ごとに羅列したゲームのなかに「ポーカー」がないことに注目したいね。

オンラインカジノにおける「ライブカジノ」の四天王は「バカラ、ブラックジャック、ルーレット、ポーカー」だ。

だから、無料版でポーカーが遊べないということは「無料体験には重大な欠損と限界がある」ということを意味していると私は思う。

私の場合は、無料のエルドアを知る前に、有料版のエルドアに登録をして各種ゲームをすべてプレイした経験があったから、今回試しに無料のエルドアを遊んでみた結果、5分程度で「つまらなすぎる!」という限界が訪れてしまった。

まったくオンラインカジノに触れたことがなく、また、どんなカジノゲームも知らないという「赤ん坊」のような状態であれば、3つのゲーム会社が提供しているテーブルゲームをすべてしらみつぶしに選択していけば、おそらく1時間くらいの暇つぶしはできるかもしれない。

でも、エルドアの無料体験を一周終えてしまったあとは、どんな初心者であっても、私が感じたような「おそろしい退屈」がやってくることは絶対に避けられないと思う。

無課金で遊べるエルドア無料版のまとめ

無課金で遊べるエルドア無料版のまとめ

  • エルドア無料版ではライブカジノの演出が体験できる
  • 完全無料で勝ち負けがないため損失が発生しない
  • ギャンブル性皆無なのですぐに飽きてしまう

無課金で遊ぶことができるエルドアの無料版についてのまとめは以上になるかな。

過去にオンカジ狂いだった私の視点から見て、無料版というのはどこまでいっても結局は「オンカジ未満」だという判断にしかならないというのが正直なところ。

エルドアに関しては、プレイ動画をあげている配信者なんかもいるから、そういった配信者のプレイ動画を見る方がエルドアのライブカジノのゲームの流れなどについては、より深く正確なことを知ることができるかもしれないな。

そのくらいにエルドアの無料版というのは極端に制限されたサービスでしかなくて、心意気は買うものの、エルドア有料版の宣伝にすらなっていないんじゃないか、というのが現状のように思えてならない。

私はもう二度とオンカジには課金しないと決めているけど、無料のエルドアに登録して体験版を見ているあいだ、一瞬だけ、あまりのつまらなさに「課金して遊びたいな…」という感情がよみがえってきてしまったのも事実。

エルドアのバカラでこさえた借金を全額返済してギャンブル依存症からはすっかり脱出したとばかり思っていたけど、今回、無料の体験版にちょっと触れただけで、こうしてまた依存症に戻りそうになったことにはゾッとさせられてしまった。

退屈か破滅か……「無料版のエルドアと有料版のエルドアのどちらを選ぶか?」という2択の先には、この極端な結末だけがそれぞれに用意されているんじゃないかな。